| 英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(60)《執筆A.Y.》 paper over the cracks 「割れ目の上に壁紙を貼りつける」とは「不和や食い違い、欠陥や難点などをとりつくろって隠す」ことです。 壁紙を貼って壁などの亀裂を隠す習慣からきています。 歴史的には1865年にガスタイン協定の成果を発表する際、プロイセン首相ビスマルクがこの表現を用いたとされ、1910年にドイツ語から訳されて、英語の表現として広まったといわれています。 She tried to paper over the cracks, but I could see that the relationship was failing. patter of tiny feet 「小さな足のパタパタという音」とは文字通りには「赤ん坊のよちよち歩く音」のことで、それが「生まれてくる子供」を指してユーモアをこめて用いられます。 特に、おめでたの人や、近々おめでたになりそうな人に対して使われます。 Are you telling me we're going to be hearing the patter of tiny feet? pave the way 「道路を舗装」して通行を容易にすることから、いわゆる「道を開く」こと、物事を「可能(容易)にする」ことを表わします。 Scientists hope that data from the probe will pave the way for a more detailed exploration of Mars. pecking order 「つつきの順位」とは、文字通りには「鳥の集団で確立しているといわれる身分の序列」のことで、一つの集団内の鳥たちはそれぞれ自分より下位の鳥にはつつくが自分より上位の鳥にはつつき返さないといわれています。 それを人間社会に当てはめて「ある集団内における重要度や地位の序列」という意味で用いられます。 Nobody wants to be at the bottom of the pecking order The penny (has) dropped. 「ペニー硬貨が落ちた」とは、スロットマシーンに硬貨を投入して、機械を作動させることから、これまでわからなかったことが「やっとわかった」ことを表わし、日本語の「合点がいった」「腑に落ちた」に相当します。 She looked confused for a moment, then suddenly the penny dropped. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |