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英語・英会話の情報ランド ★カタカナ英語(35)《執筆A.Y.》 ネック 日本語では「物事の進行を阻むもの」のことを「ネック」と呼ぶことがありますが、これは英語のbottleneckを省略したものです。 bottleneckは文字通りには「ビンの首」を指し、それが比喩的に「狭くなっている通路」や「障害」という意味で用いられます。 したがって、「…がネックになっている」というのは英語ではbe a bottleneckといいます。 ノルマ 日本語では「各自に課せられた仕事」のことを「ノルマ」といっていますが、これはロシア語のnormaからきています。 英語ではassignmentまたはassigned work(割り当てられた仕事)といいます。 また、「ノルマ」が数字や分量を指す場合には、英語ではquotaを用います。 quotaは「生産・販売・輸出・輸入などの割り当て量」という意味です。 例えば「販売ノルマをこなす」はmeet one's sales quotaといいます。 パート 日本語では「パートタイム」を略して「パート」と呼んでいますが、英語ではpartだけではpart-timeの意味にはなりません。 人についていう場合にはpart-time workerとかpart-timer,仕事についていう場合にはpart-time jobといいます。 また、part-timeは副詞としてwork part-time(パートで働く)のように用いることもできます。 ハイヤー 日本語の「ハイヤー」は「貸し切り乗用車」のことですが、これは日本独特のもので英米には存在せず、したがって英語のhireにはこのような用法はありません。 「ハイヤー」を英訳するにはcar with a chauffeur(運転手つきの車)とかchauffeur-driven/chauffeured car(おかかえ運転手が運転する車)などのように説明的に表現しなければなりません。 ハウツー 日本語では「実用的な方法や技術」のことを「ハウツー」といいますが、これは英語のhow toからきています。 気をつけなければならないのは、このtoのあとには動詞の原形がくることです。 したがって、「テニスのハウツー」というのを英語で*how to tennisとするのは誤りで、how to play tennisが正しい言い方です。 ちなみに「ハウツーもの(本)」はa how-to bookといいます。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切妥の協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |