英語・英会話の情報ランド
★カタカナ英語(30)《執筆A.Y.》 ジンクス 日本語の「ジンクス」は「因縁のように考えられる事柄」を指し、縁起がいい場合にも悪い場合にも用いますが、英語のjinxは縁起の悪い場合にしか用いません。 したがって、良い意味での「ジンクス」はpopular beliefなどのようにいわなければなりません。 ムード 日本語の「ムード」は「雰囲気」の意味に近いですが、英語のmoodは人の「そのときの一時的な機嫌、気分」を表わし、楽しい気分だけでなく不快な気分も指します。 したがって、日本語でいう「ムード」は「ムードのある喫茶店」のように場所についていうのならatmosphereを使ってa coffee shop with atmosphere,「その俳優はどことなくムードがある」のように人についていうのならairやauraなどを使ってThe actor has got a certain air/aura about him.のように表わすのが適切です。 また、日本語では「雰囲気がよい」「ムードがある」ことを「ムーディー」ということがありますが、英語のmoodyは人の「気持ちが変わりやすい」とか「不機嫌な」という意味です。 したがって、「ムードのある音楽」はromantic musicといいます。 ただし、最近では「オーケストラによるポップスのやわらかな演奏の音楽(イージーリスニング)」のことをmood musicと呼ぶこともあります。 スマート 日本語の「スマート」は「からだつきがすらりとしていて格好がよい」ことを表わしますが、英語のsmartは「頭がいい、りこうな」あるいは「しゃれた、エレガントな」という意味です。 日本語でいう「スマート」に相当する英語はslimやslenderなどです。 スタンドプレー 日本語では「スポーツなどで、観客の拍手喝采をねらって行う派手なプレー」のことを「スタンドプレー」といいますが、これに相当する英語はgrandstand playまたはgrandstandingです。 grandstandは「競技場の屋根のある正面の特別観覧席」を指すので、そこにいる客の受けをねらった派手なプレーがgrandstand play/grandstandingということです。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |