英語・英会話の情報ランド ★英語で何という?(51)《執筆A.Y.》 「さっぱりした」 日本語では人の性格を描写する「さっぱりした」ということばをいろいろな場面で使いますが、英語の場合には場面に応じて表現の仕方が変わってきます。 まず、「つまらないことにいつまでもくよくよしない」というのが具体的な内容であればHe is easygoing.のようになります。 英語のeasygoingは、日本語の「イージーゴーイング」と異なり、悪い意味はありません。 他に「楽天的な」という意味のhappy-go-luckyを用いることもできます。 また、「思い切りがいい」というのなら、もともとfair playをする人とか、勝敗にこだわらない、いわゆるスポーツマンタイプの人を表わすgood sportという表現があります。 He is a good sport. 「ささいなことにこだわらない」ような人についてはstickを使って次のように言うことができます。 He doesn't stick to trifles/trivial things. 「淡白な、あっさりした」性格ということであれば、frankやopen-hearted(隠しだてをしない)を用いればいいでしょう。 She is frank/open-hearted. 「無理もない」 例えば「先生が怒るのも無理はない」というのをIt is only natural for the teacher to get angry.(成り行きとして自然だ、当然だ)とすることはできますが、これはある状況を一つの現象としてとらえているだけの、客観的で堅苦しい言い方です。 同意の気持ちを込めるのであればI can understand why the teacher got mad. I don't blame the teacher for getting angry.(責められない)のように言えばいいでしょう。 したがって、グチをこぼす相手に対して「よくわかるよ」のつもりでIt is natural that you say so.と言うと、相手を突き放したような言い方になってしまい、同意の気持ちが伝わりません。 I don't blame you. I understand how you feel.のように言った方が適切です。 I don't blame you.の用例をもう一つ挙げておきます。 "I
was so mad I could have hit him." "I
don't blame you. What he did was terrible." <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |