英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(78)《執筆A.Y.》 spick and span ここでのspickもspanも現在では廃語で、それぞれ「大釘」「木っ端」という意味です。 帆船の時代だった当時、船がspick and spanであると言えば、大釘も木っ端もすべて新しい、ということを意味したことから、「しみや汚れが一点もなくきれいな」「ぴかぴかの」「新品同様の」状態を表わします。 特に場所について用いられます。 The kitchen was spick and span as ever, every surface wiped down and everything in its place. stand up and be counted 「立ち上がって数に入れてもらう」とは「決然として自分の意見を述べる」「責任を持って堂々と主張する」ことです。 起立することで一票と見なされる投票形式からきています。 even if doing so might cause you harm or difficultyというニュアンスがあります。 Those who did have the courage to stand up and be counted were arrested and imprisoned. straw in the wind 「風の中のわら」とは「かすかな兆候」のことです。 風がどちらに吹いているかを見るのに、わらを飛ばしたことからきています。 よい兆候・悪い兆候を問わず用いられます。 There have been a few straws in the wind suggesting things might be getting a little better. swings and roundabouts これはWhat you lose on the swings you gain on the roundabout.(ブランコで損した分を回転木馬で稼ぐ→一方でもうけても一方では損をする、差し引きプラスマイナスがなくなる)ということわざの短縮形です。 「よいことずくめというわけにはいかない」あるいは「悪いことばかりではない」「よい面があれば悪い面もある」ということです。 "The route through town would be shorter, but there'll be more traffic." "Well, it's just swings and roundabouts." under a cloud 「雲の下に」とは「疑惑をもたれて」「非難の目で見られて」「信用をなくして」いることです。 他はどこも青空なのに、一人の上にだけ雲がかかっているイメージからきています。 The minister left his office under a cloud after a fraud scandal. under the weather 「悪天候の下に」(ここでのweatherは「荒れ模様、荒天」を指します)とは「体調(加減、具合)がよくない」ことです。 I'm feeling a bit under the weather - I think I've caught a cold. unsung heroes 「歌われぬ英雄たち」とは「報われることのない功労者たち」、いわゆる「縁の下の力持ち」のことです。 ホメロスのような叙事詩でその偉業を歌われることのない英雄というイメージからきています。 A teacher is often the unsung hero of a great writer's success. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |