真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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英語の比喩表現(67)執筆A.Y.》

any port in a storm

「嵐のときはどんな港でも(よい)」(ひどい嵐から避難できるなら船はどんな港にも入る)とは「困っているときはどんな助けでもないよりはまし」ということです。

I don't even like him very much, but I had to move out of my flat and he offered me a place to stay. Any port in a storm, as they say.

armed to the teeth

「歯まで武装して」とは元来、戦場での武器について用いて「完全武装して」いることを表わします。

それが転じてもっと一般的な文脈でも「必要なものをすべて取りそろえて準備万端で」あることを指して用いられるようになりました。

The tourists were armed to the teeth with photographic equipment.

call a spade a spade

「鋤を鋤と呼ぶ」とはあいまいな(婉曲な)表現を避けて「ありのままに(ずばりと、あからさまに)言う」こと、いわゆる「歯に衣着せずに言う」ことです。

発想自体、そしてspadeという語を用いるのも、ギリシャ・ローマ時代にまでさかのぼるといわれています。

You know me, I call a spade a spade and when I see someone behaving like an idiot, I tell them.

a can of worms

「虫の缶」とは「複雑で解決が難しい問題(状況)」「非常に厄介な問題」のことをいいます。

元々は釣りの餌用に容器に入れた虫を指し、身をくねらせた虫たちの体がもつれ合って引き離しようがないことからきています。

Corruption is a serious problem, but nobody has yet been willing to open up that can of worms.

carry the can

「缶を運ぶ」とは、人の代わりに「罰を受ける立場に立つ」あるいは「責任を負う」こと、いわゆる「泥をかぶる」ことです。

元は軍隊用語で、仲間の缶ビールを運んできたり、空き缶を戻しに行ったりする役に選ばれた人のことをいうのに用いられていました。

He suspected that he'd be left to carry the can for his boss's mistakes.

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<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

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