英語・英会話の情報ランド ★カタカナ英語(18)《執筆A.Y.》 アクセサリー 日本語では装身具のことを「アクセサリー」といっていますが、英語のaccessoryは帽子・ハンドバッグ・手袋・スカーフ・ハンカチなども含み、「アクセサリー」とは意味の範囲がずれています(服飾品の他に、自動車のラジオ・ステレオ・冷暖房器など機械類の付属品も指します)。 イアリングやネックレス、ブローチなど宝石をあしらった装身具は、英語ではjewelryと呼ぶのがふつうです。 ブックカバー 英語の(book) coverは「本の表紙」のことで、日本でいう「ブックカバー」は(dust/book) jacket, dust cover, wrapperといいます。 ちなみに、日本の書店では本を買うとカバーをかけてくれますが、英米には一般的にこの習慣はありません。 カフス(ボタン) 「カフス」は英語のcuff(袖口)の複数形cuffsからきています。 ワイシャツなどの袖口を留めるアクセサリーの「カフスボタン」は和製英語で、英語ではcuff linksといいます。 ジャー 日本語では「魔法瓶」や「ご飯などを入れる保温器」のことを「ジャー」といっていますが、英語のjarは単に「ガラスまたは陶製(石製)で広口のびん」のことで「保温容器」の意味はありません。 「魔法瓶」であればvacuum bottle, flask, thermos (bottle/flask),「炊飯ジャー」であればrice cooker and warmerとします。 シャープペンシル 「シャープペンシル」は和製英語で、英語でsharp penといっても、「先のとがった鉛筆」という意味にしかなりません。 英語ではmechanical pencil, automatic pencil, propelling pencilのようにいいます。 ジャンパー 上着の「ジャンパー」は英語のjumperからきていますが、これは水夫などの着る「作業用の上着」を指し、タウンウェアーのイメージはありません。 日本語の「ジャンパー」にはjacketやwindbreakerが相当します。 また、jumperはアメリカでは「ジャンパースカート」、イギリスでは「プルオーバーのセーター」をも指します。 ジョッキ 取っ手のついたビール用の大型コップを指す「ジョッキ」は英語のjugからきていますが、jugはイギリスでは「広口で取っ手のついた水差し」(=pitcher)、アメリカでは「細口で取っ手のついた(コルクで栓をする)つぼ、かめ」を指します。 日本でいう「ジョッキ」に相当するのは(beer) mug, stein(陶製), tankard(ふたつき)などです。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |