英語・英会話の情報ランド ★英語で何という?(40)《執筆A.Y.》 「怠ける」 例えば「忙しくて怠けている暇などない」というのを*I am so busy I have no time to be lazy.とするのは不適切です。 lazyは「やるべきことをやらない、働く気がない」ことで、ふつう悪い意味で用います。 それに対してidleは「やることがないので何もしていない、仕事がないので働いていない(暇である)」ことで、必ずしも非難の意味を含みません。 I am so busy I have no time to be idle. 「屋内(室内)」 「屋内スポーツ」はan indoor sport,「室内プール」はan indoor swimming poolですが、「雨だったので屋内で体育をした」というのを*We had the PE class indoor since it was raining outside.とするのは誤りです。 indoorは「屋内の、室内の」という意味の形容詞で、名詞の前に置いて用います。 「屋内に(で)、室内に(で)」という意味の副詞はindoorsで、語尾に-sがつきます。 We had the PE class indoors since it was raining outside. 「無罪」 innocentが「罪を犯していない」こと、つまり「潔白である」ことを指すのに対して、not guiltyは文字通りには「有罪ではない」という意味です。 判決でいう「無罪」は、疑わしいけれども十分に立証できない場合も含めていうので、not guiltyが相当します。 したがって、英米の裁判では被告人に対して"guilty"または"not guilty"と宣告されます。 また、被告人が「無罪を主張します」というのも、I plead not guilty.であって、I plead innocent.とはいいません。 「覚える」 「1日に英語の単語を10語覚えるのは難しい」というのを*It's hard to remember ten English words a day.とするのは誤りです。 rememberは「覚えている、記憶している」という保持の意味と「思い出す」というアウトプットの意味はありますが、「覚える、記憶する」というインプットの意味はありません。 その意味ではlearn (by heart)やmemorizeを用います。 It's hard to memorize ten English words a day. 「国籍」 What is your nationality?またはWhat nationality are you?に対して、日本語の「(私の国籍は)日本です」につられて、*My nationality is Japan.と答えるのは不適切です。 ふつうはI'm Japanese.(日本人です)などのように答えます。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |