英語・英会話の情報ランド ★カタカナ英語(5)《執筆A.Y.》 マスター 「英語をマスターしたい」のように、「習得する」という意味でよく使いますが、英語のmasterは「完璧に身につける」こと、「エキスパートになる」ことを表し、熟達度の高さを強調する語なので、むやみやたらには使わないほうがいいでしょう。 ふつうに「英語をものにしたい」と言いたいのであればI want to learn English.とかI want to be fluent in English.くらいが適切です。 トレーナー スポーツの指導者や馬や犬などの調教師を指すのであれば、英語でもtrainerですが、衣服の意味で「トレーナー」に相当するのはsweat shirtです。 また、英語のtraining pantsはいわゆる「トレパン」ではなく、オムツがとれたばかりの幼児がパンツに慣れるためにはく下着(トイレしつけ用パンツ)のことです。 日本語の「トレーニングパンツ」に相当するのはsweat pantsです。 そして、sweat shirtとsweat pantsを組み合わせたものがsweat suitです。 チャレンジ 日本語の「チャレンジ」は、人に挑戦する場合にも、難しいことに挑戦する場合にも用いますが、英語のchallengeは、「挑戦する」という意味では、人に挑戦する場合に用いるのがふつうです。 言い換えれば、challengeの目的語になるのは「こと」ではなく、ふつう「人」です。 After lunch he challenged me to a game of tennis. また、日本語の「チャレンジする」には「何かを達成するためにやってみる」という意味合いがあるので、英語にするときにはtryを使った方がしっくりくることがよくあります。 例えば「山登りにチャレンジする」は、try to climb the mountainと言えばいいのです。 サイン 英語の名詞のsignは、「しるし」「記号」「合図」のことで、「署名」という意味はありません。 書類にする「サイン」に相当するのはsignatureです。 ただし、signは動詞としては「署名する」という意味で使えます。 したがって、会社などで「これにサインしてください」というのは、Could I have your signature on this please?とかWould you sign this, please?となります。 ちなみに、有名人からもらう「サイン」はautographと言います。 有名人に「サインしていただけますか」というのは、May I have your autograph, please?となります。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |