英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(46)《執筆A.Y.》 the sixty-four-thousand-dollar question 「6万4千ドルの質問」とは、「難問題」「重大問題」のことです。 1950年代のアメリカの、賞金が最高6万4千ドルという触れ込みのクイズ番組名(The $64,000 Question)からきています。 the sixty-four-dollar questionという表現もあって、これは1940年代のアメリカのラジオのクイズ番組で最高賞金$64を賭けた最後の難問からきています。 The $64, 000 dollar question is, can we repeat last year's success? bite the bullet 「弾丸をかむ」。 麻酔のなかった昔の戦場では、負傷した兵士を野外で外科手術する際、鉛の弾丸をかませて、手術の痛みに耐えさせたという習慣から、「苦しいことや不快なことを受け入れようと覚悟を決める」ことを表わします。 麻酔の発達した現代では、もっぱら比喩的に使われます。 I hate going to the dentist, but I suppose I'll just have to bite the bullet. The coast is clear. 「海岸には邪魔者なし」。 元来は密輸業者が、岸に警備隊がいないことを、密輸船の仲間に伝えるために使った合言葉で、「今なら大丈夫だ」「今がチャンスだ」といった意味です。 誰も見ていないので安心して事に当たったり、先へ進んだりできるときに用います。 You can come out now, the coast is clear. go haywire 「干草を束ねる針金のようになる」とは、「めちゃめちゃになる」ことです。 起源は不明ですが、一説によれば、乾草を束ねるのに用いる針金は、乾草を使う際に手斧で一挙に切断すると、縛っていたときの緊張から開放されて、その端が狂ったようにはねることからきているそうです。 My CD player goes haywire every time my neighbor uses his cordless phone. bury the hatchet 「手斧を埋める」。 ネイティブ・アメリカンは和睦が成立したとき、トマホークと呼ばれる戦いに使う手斧を土に埋めて、相手に対して敵意のないことを示す習慣があったことから、「和解する」という意味です。 It had been over a year since the incident and I thought it was time we buried the hatchet. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |