英語・英会話の情報ランド ★カタカナ英語(8)《執筆A.Y.》 マナー 英語のmannerは、Her manner to us was cold.(私たちに対する彼女の態度は冷淡だった)のように、「態度」や「物腰」を表わし、行儀がいい悪いとか、社会生活で決められた行動のルールなどとは関係がありません。 日本語の「マナー」つまり「行儀作法」をいうときはmannersと常に複数形になります。 また、日本語では礼儀作法のことを「エチケット」ともいい、英語にもetiquetteという語がありますが、この語はフランス語からきていて、英語ではmannersほど使われていません。 特に人の行儀の良し悪しをいうときはetiquetteを使わず、He had good/bad manners.のように言うのがふつうです。 スチュワーデス 英語のstewardessからきていますが、最近ではstewardessやairline hostessのような性別を明示する語を避けて、flight attendantを用いる航空会社が多いようです(他にcabin attendantやcrew memberも性差のない語です)。 なお、スチュワーデスやパーサーなどの乗務員をまとめてcabin crewと言います。 ビジネスマン 英語のbusinessmanは「実業家」または「会社での重要な地位の人」や「経営に携わる地位の人」を指すことが多いのですが、日本語と同じように「会社員」の意味で使われることもあります。 また、最近ではビジネスの世界に女性も多く進出しているので、男性にはbusinessman、女性にはbusinesswomanを用いるほうがいいでしょう。 性差のない言い方としては、business person(複数形はbusiness people),business executive,business leaderなどが好まれています。 セールスマン 日本語の「セールスマン」は「外交販売員」のことですが、英語のsalesmanは「外交販売員」だけではなく、「店員」も指します。 日常的に前者をsales representative、後者をsales clerk/shop assistantと呼んで区別しています。 これらはいずれも性差のない言い方です。 インテリ もとになっている英語のintelligentsiaは、ふつうtheのついた形で集合的に「知識階級」を指します。 インテリ個人はan intellectualまたはan educated person(教養のある人)といいます。 また、日本語の「インテリ」は軽蔑的に用いられることがありますが、これに相当する英語にはhighbrow(いやにインテリぶる人)のほかにもeggheadやlonghairなどがあります。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |