英語・英会話の情報ランド ★コミュニケーションの上手なとり方(9)《執筆A.Y.》 あやまり方(2) Excuse me.の代わりにPardon me.を使ってもほぼ同じ意味で、主にアメリカでの言い方です。 イギリスでは、同じような状況の場合、Excuse me.の代わりにSorryを使う傾向があります。 許しを請うかたちでのおわびとして、Please forgive me.という表現もあります。 これは、親しい間柄で、特に相手の気持ちを傷つけたときによく使われる謝罪表現です。 次に、すまないという気持ちを伝えるかたちでのおわびの表現であるI'm sorry.があります。 I'm sorry.はExcuse me.と並んで最も頻繁に使われるおわびの表現で、アメリカでも、Excuse me.やPardon me.というべき状況のとき、I'm sorry./Sorryが使われることもあります。 どちらを使ってもかまわない場合もありますが、使い分けをみておくと、Excuse me.が社会生活でのマナーとの関連で使われるのに対して、I'm sorry.はExcuse me.よりあやまり方の程度が深くて、個人的に迷惑をかけたり、相手の感情を害してしまったりして自分に落ち度がある場合に使われる傾向にあります。 I'm sorry.はその手ごろさゆえに、誠意が十分に伝わらないことがあります。 I'm sorry.に誠意を込めるには、声のトーンやイントネーションに心を入れると同時に、very, so, really, terribly, awfully, extremelyなどの副詞をつけ加えます。 それから、That's my fault.やThat was very careless of me.のような、自分の非を認める形のおわびの表現や、I promise (you) it won't happen again.のような、過ちを繰り返さないと約束するかたちの表現があります。 後者は、赤面の至りの失敗をしてしまったようなときに、深く反省していることを伝える、やや改まった表現です。 そして、apologyやapologizeを使って「おわびします」と明言するかたちでのおわびの表現があります。 これはかなり改まった響きの謝罪になります。 普段の生活の中でも、重い過失に対してきちんとおわびをする必要がある場合には、この表現を使うことがありますが、これが多用されるのはビジネスの世界、とりわけビジネスレターにおいてです。 I (must) apologize for 〜 Please accept my apologies for 〜 I would like to offer my apologies for 〜 May I offer you my apologies for 〜 ? 謝罪の気持ちを強調したいときには、apologyにdeep, sincere, profoundのような形容詞をつけます。 さらにこれらの形容詞を最上級にしてつけることもよくあります。 以上のように、さまざまな工夫によるおわびの表現がありますが、実際には単独で使われるよりは、いくつか組み合わされて使われるのがふつうです。 自分に何らかの過失があって相手に迷惑をかけたり、不快感を与えたり、感情を害したりしたことに対して、さまざまな謝罪表現を重ねることによって、相手との信頼関係を何とか修復しようとするのは、日本語も英語も同じです。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |