英語・英会話の情報ランド ★英語で何という?(19)《執筆A.Y.》 「がんばって(ください)」 この日本語は多義なので、使われる場面に合わせて英語を考える必要があります。 「希望の大学に入れるようにがんばって」というのであればStudy hard/Try your best to get into the university of your choice.と、study hardやtry one's bestを使って表わすことができます。 「あきらめないでがんばって、そうすればきっと夢を実現できるよ」というのであればIf you stick with it/keep up your efforts, I'm sure you can make your dream come true.と、stick with itやkeep up one's effort(s)などを使えばいいでしょう。 「あきらめないでがんばって!」というのは他にも、Keep it up!やKeep up the good work!のように言えます。 「試験がんばって!」というのであればGood luck (with your exam to you)! 運動選手などに声援して「あと50メートルだ、がんばれ!」であればYou have only fifty meters to the goal. Hang in there! 「タイガースがんばれ!」ならCome on, Tigers!のようになります。 いま一つ調子が出ないで落ち込んでいる人を激励するのであればPull yourself together!/Cheer up!/Take heart.のような言い方ができます(pull oneself togetherは「元気を取り戻す、立ち直る」、take heart/courageは「元気を出す、奮起する」という意味です)。 「おことばに甘えて」 これにぴったりの英語表現はありませんから、文脈によって適宜英訳を考えなければなりません。 「今晩、お食事をご一緒に」「そうですか、ではおことばに甘えて」という対話であれば"Please have dinner with us this evening.""Well, if you insist."(それほどおっしゃるなら)のように言えばいいでしょう。 if you insistの代わりにI'll take you at your word.(ことばどおりに受け取ります)を用いてもいいでしょう。 「今日は妻の誕生日ですので、お食事を召し上がってらっしゃってください」「そうですか、ではおことばに甘えて」というのなら"Today is my wife's birthday, so stay and have dinner with us.""In that case, I'll accept."(そういうことならお受けしましょう) 「雨が降りそうだから、この傘を持って行きなさいよ」「ありがとう。おことばに甘えてそうさせていただきます」であれば"It's going to rain. Why don't you take this umbrella with you?""Thank you. I'll follow your suggestion."(忠告に従います)のように言えばいいでしょう。 「蚊に刺される」 「ハチに首を刺された」なら、stingを使ってI was stung on the neck by a bee./A bee stung me on the neck.と言えますが、「蚊に刺された」というのを*I was stung by mosquitoes.とするのは誤りです。 同じ「刺す」と言っても、英語では蚊はstingするのではなくbiteするのです。 I was bitten by mosquitoes/I got mosquito bites. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |