真剣に学習する人のみ募集 スパルタ英語・英会話のNCC綜合英語学院

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コミュニケーションの上手なとり方(4)執筆A.Y.》

賞賛の仕方(1)

相手のすぐれているところに気づき、ほめことばをかけることは、どの文化圏の人々にも共通の言語行動ですが、文化によって微妙な差があります。

一般に英語文化圏の人々は、日本人に比べて頻繁にほめことばをかける傾向にあるようです。

その原因の一つには、彼らのプラス思考があるのではないでしょうか。

実際、英語圏の人々は、相手のちょっとしたことに気づき、それをポジティブにとらえ、言語化して伝えることにおいて、本当にまめです。

どんなにささやかなことでもプラスに認めようとしているように見えます。

また、英語文化圏の人々の会話にほめことばが多いのは、英語のコミュニケーションでは、相手に働きかけて心理的距離を縮めることがpolitenessの大切な要素の一つとなっているからです。

人に認めてもらい、ほめられたい、という誰にでもある気持ちに働きかけ、話し手と聞き手の間に親しみや連帯感を生み出すための工夫が、英語には日本語より豊富にあって、その一例がほめことばなのです。

英語圏の人々が実際に使うほめことばを分析した研究によれば、全体の80%が次のいずれかのパターンをとるそうです。

(1)That's a+形容詞+名詞

(2)Your+名詞+be動詞+形容詞

(3)I like your+名詞

このように文型はあくまでシンプルでかまいません。

その代わりに、ほめことばを変化に富んだものにするために形容詞を工夫するのです。

そして日本語に比べて英語は、強い賞賛のニュアンスを含んだ形容詞の種類が驚くほど多く変化に富んでいます。

英語のほめことばは、形容詞自体がもつ意味においても、文を重ねる点においても、賞賛の程度が強調されますし、イントネーションもトーンも誇張した形で伝えられることが多いので、英語でほめることは非常に大げさなことに思われるかもしれません。

しかし、あるpoliteness理論の中で、誇張はpolitenessのための工夫の一つに位置づけられています。

万事控えめな日本人の言語感覚では、かなり違和感があるかもしれませんが、英語のコミュニケーションでは、頭と心を思い切って切り替える必要があるかもしれません。

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<特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし>

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