英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(18)《執筆A.Y.》 be up to one's ears in something 「耳まで浸かっている」 比喩的に「(仕事)に没頭している、忙殺されている;(借金)に身動きがとれない、にっちもさっちもいかない」という意味です。 同じ発想の表現にbe up to one's eyes(目まで浸かっている)があります。 I'm up to my ears in work at the moment. Can we discuss that later? go in one ear and out the other 「右の耳から入って左の耳に抜ける」 比喩的に「聞いたことが頭に残らない」という意味です。 つまり聞き手に何の影響も及ぼさないことで、日本語の「馬耳東風」に近いです。 If I have to listen to something I don't understand, it just goes in one ear and out the other. have/keep an/one's ear to the ground 「耳を地面につけている」 ネイティブ・アメリカンが地面に耳をつけて、馬に乗った人が接近してくるのを、地面を伝わってくる音で聞き取ったことから、「周りで何が起こっているのか、しっかりと情報が入ってくるように努める」ことを指します。 I haven't heard any more news but I'll keep my ear to the ground. turn a deaf ear to 〜 「聞こえない耳を向ける」 比喩的に「耳を貸さない、無視する」という意味です。 The factory owners turned a deaf ear to the demands of the workers. wet behind the ears 「耳の後がぬれている」 比喩的に「若くて未熟な、経験不足な」という意味で使われます。 この表現の由来の一つは、動物の子が生まれたとき、全身のうちで最後に乾くのは左右の耳の後にある凹みの部分であることから、というものです。 Don't trust young John's judgment in such matters; he's wet behind the ears. keep one's nose clean 「鼻をきれいにしておく」 比喩的に「面倒に巻き込まれないようにする、品行を慎む」という意味です。 この表現の起源は、おそらく鼻を何かに突っ込まなければ汚れずにすむということから、と考えられています。 He'd better keep his nose clean if he doesn't want to end up in prison. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |