英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(64)《執筆A.Y.》 be tarred with the same brush 「同じ刷毛でタールを塗ってある」とは、複数の人が「同じような欠点を持っている(と思われている)」こと、「同類(同罪)である」ことをいいます。 かつて、羊飼いが羊の肌にできたはれものを治すのに刷毛でタールを塗ったことからきています。 Because they worked so closely in the same department, John was tarred with the same brush as William. thorn in somebody's side/flesh 「横腹の棘」「体に刺さった棘」とは、聖書にたびたび出てくる言い回しで、たえまない「苦労(心配、悩み)の種」「いらいらのもと」のことです。 They
shall be as thorns in your sides. A relentless campaigner, he was a thorn in the government's side for a number ofl years. throw the book at somebody 「人に刑罰書を投げつける」とは、もともと法律関係で使われた表現で、「人に最高の刑罰を科す」ことです。 一般的に「厳しく罰する」ことを表わすのにも用いられます。 After the accident, the safety inspector threw the book at the company directors. tighten one's belt 「ベルトをきつくする」とは、「生活を切り詰める」こと、「支出を抑えて、経費を節約する」ことです。 食費を切り詰め食べる量を減らして減量した人が、ベルトを前よりもきつく締めるイメージから、あるいは、ベルトをきつくして空腹を紛らわせる(食欲を抑えるためにベルトをきつくする)という発想からきています。 この表現は特に1980〜90年代の不況期によく使われました。 I've had to tighten my belt since I stopped working full-time. toe the line 文字通りには競走などで「スタートラインにつま先を触れて立つ」ことを指しますが、そこから比喩的に「規則や命令に従って行動する」こと、「グループや組織の方針に従う」ことを表わします。 He might not like the rules but he'll toe the line just to avoid trouble. 「政党の政策方針、路線」を意味するthe party lineを用いてtoe the party lineという形で使われることも多いです。 Ministers who refused to toe the Party line were swiftly got rid of. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |