英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(63)《執筆A.Y.》 ring the changes 文字通りには「いろいろ順序を変えて鐘を鳴らす」ことですが、そこから比喩的に「手を変え品を変えて行う(着る、述べる)」ことを表わします。 かつて教会で、限られた数の鐘をできるだけ違った順序で鳴らすように努めたことからきています。 For variety, ring the changes on packed lunches using different types of bread and spicy fillings. rock the boat 「ボートを揺らす」とは、「平静な状態を乱す」ことで、日本語の「事を荒立てる」とか「波風を立てる」に相当します。 小さなボートの上をのんきにのそのそ動き回って、転覆の危険を招くというイメージからきています。 Don't rock the boat until the negotiations are finished. run around like a headless chicken 「首のない鶏のように走り回る」とは、鶏が首を切られたあともしばらくはばたばたと動き回ることから、「やたら駆けずり回る」こと、「あたふたする」ことです。 アメリカ英語ではheadlessを使わないでlike a chicken with its head cut offといいます。 I've got so much work to do - I've been running around like a headless chicken all week. take a leaf out of somebody's book 「人の本から1枚抜き取る」とは、他人の本からページを破りとって写すという発想から、「人の例にならう」こと、「人を見習う」ことをいいます。 よい例にも悪い例にも用います。 Maybe I should take a leaf out of his book and start coming in at ten every morning. take somebody to the cleaner's 「人を洗濯屋に連れて行く」とは、「人の金を巻き上げる」ことです。 おそらくclean→clean out(場所から物をごっそり盗む、人を無一文にする)という連想からきています。 He got into a game of poker with two professional gamblers and, of course, they took him to the cleaner's. さらに、この表現は「すっかり負かす、完全にやっつける」という意味でも用います。 They don't like playing us because we took them to the cleaner's last year and the year before. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |