英語・英会話の情報ランド ★英語で何という?(31)《執筆A.Y.》 「におい」 例えば「挽きたてのコーヒーのにおい」というのをthe smell of fresh coffeeとするのは不自然です。 smellは一般的な「におい」を表わし、「良い匂い」にも「悪い臭い」にも用いるので、これでも間違いではありませんが、形容詞がつかないと次の例のように「悪臭」の意味になることが多いのです。 I wish we could get rid of that smell in the bathroom. aroma, perfume, fragrance, scentなどがgood smell、stink, stench, odorなどがbad smellと覚えておきましょう。 食べ物や飲み物のいいにおいはaromaを使うのがふつうです。 ですから「挽きたてのコーヒーのにおい」はthe aroma of fresh coffeeと言います。 「寝る」 「起きる」と同じように、日本語の「寝る」には「床につく、就寝する」と「眠りにつく、寝入る」の2つの意味があります。 英語では前者をgo to bed、後者をgo/get to sleepというように区別します。 ですから、「自動車がうるさくて寝られない」というのは次のようになります。 I can't go to sleep; traffic is too noisy. 「恥ずかしい」 例えば「すべって転んで恥ずかしかった」というのを*I was ashamed when I slipped and fell down.とするのは誤りです。 ashamedは「自分がやった行為に対する罪悪感や嫌悪感で恥ずかしい」ことを表わします。上の日本文のように、人前で失敗して「決まりが悪い思いをする」ことを表わすにはembarrassedを使います。 I was embarrassed when I slipped and fell down. 「被害を与える」 「被害を与える」という日本語に引きずられて、*give damageとするのは誤りです。 causeやdoを使います。 ですから、「台風8号は日本各地に大きな被害を与えた」というのは次のようになります。 Typhoon No.8 caused/did great damage at many places in Japan. 「増える」 例えば「働く母親が年々増えている」というのを*Working mothers are increasing every year.とするのは誤りです。 数が増えるとき、日本語では単に「増える」と言いますが、英語では「数が(増える)」と明確に言うのがふつうです。 The number of working mothers is increasing every year. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |