英語・英会話の情報ランド ★英単語あれこれ(11)《執筆A.Y.》 rule/law 規則(rule)とか法律(law)というものは自分たちが選出した代議員によって民主的手続きに従って定められた以上、尊重(respect)し、守る(observe)ことをよしとするのが西欧社会です。 こういう社会では規則や法律を広く知らせる必要があるので、街や事物の方々に関係する法律の該当箇所が書いてあったり、その法律の名称や番号が示されていたりします。 また、規則や法律を守ることを尊重する社会は、それを守らない行為に対して、きびしいのです。 法を守っていること、法に則っていることがlegal/lawfulであり、法を守っていないこと、則っていないことがillegal/unlawfulです。 だから、街のあちこちに、これをしたらillegalであり、法律や規則を破る(violate)ことになると明示されているのです。 そしてillegalな行為をしたときには、それに対応した罰(penalty)というものが与えられる仕組みになっています。 軽い罰の場合には、罰金(fine)を支払います。 英米の街などでは、いろいろなところにNo 〜ingと出ていて、その下に、従わなかったら罰金〜ドル(ポンド)とよく書かれています。 法をよりどころにして生活している社会では、人との摩擦が生じたときに、その解決を裁判(court case)で決着をつけてもらおうという気持ちが強いのでしょう、アメリカなどではlawyerが多数必要とされていて、lawyerになりたい人も多いのです。 risk dangerが「危険」を表わす一般的な語であるのに対して、riskは「本人が覚悟の上で冒す危険」をいいます。 アメリカのいろいろな場所で、いろいろな機会にat your own riskという表現を見かけます。 これは「自分の責任において」という意味です。 個人というものが重んじられる社会では、個人の主張をきく代わりに、個人の義務や責任も明確にし、それが問われます。 だから、Go ahead, but at your own risk.(おやりなさい、だが責任は自分でとりなさい、損失・負傷などがあっても知りませんよ)といったことがあちこちに公示されているのです。 All personal belongings are left at the owner's risk. Owners are reminded that they leave their cars here at their own risk. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |