英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(41)《執筆A.Y.》 Job's comforter 「ヨブを慰める者」とは、「うわべは慰めているつもりでかえって相手の悩みを深める人」のことです。 出典は旧約聖書の「ヨブ記」で、ヨブが友人たちのことを'miserable comforters'(人を慰めんとして却って人を煩わす者)と呼んだことからきています。 She's a real Job's comforter. She keeps telling me I'm going to die soon anyway so I shouldn't worry about anything. keep up with the Joneses 「ジョーンズ家と張り合う」とは、「隣人に負けまいと見栄を張る」ことを表わします。 この表現は、Arthur R Momandが1913年にThe New York Globeに連載を開始した漫画のタイトルに由来しています。 漫画は主人公がとなりに負けまいと見栄を張って、隣人よりもいいものを買って喜ぶ生活をユーモラスに描いたものです。 Her only concern in life was keeping up with the Jones. meet one's Waterloo 「ワーテルローに直面する」 ナポレオン率いるフランス軍が、ウェリントン率いるイギリス軍に1815年のワーテルローの戦いで敗北し、これによってナポレオンのヨーロッパ支配が終結したことから、「大敗北を喫する」ことや「難局にぶつかる」ことを表わします。 She finally met her Waterloo when she tired to take on the club champion. a month of Sundays 「一か月分の日曜日」 日曜日が一か月分あるためには、31週間必要なことから、「非常に長い間」という意味です。否定の強調に使われるのがふつうです。 You won't find someone to do that job in a month of Sundays. Hobson's choice 「ホブソンの選択」とは、「提供されたものを取るか取らないかしか自由のない選択」「え選り好みを許されない選択」または「唯一の残された手段」を指します。 17世紀のイングランドで、ケンブリッジの貸し馬屋トーマス・ホブソンが、たくさんの馬を持っていたにもかかわらず、借りに来たお客に自由な選択を許さず、馬小屋の入り口に最も近い馬を貸し出し、それ以外の馬は貸し出しを拒否したという話に由来しています。
It's Hobson's choice, because if I don't agree to do what they want, I'll lose
my job. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |