英語・英会話の情報ランド ★英語の比喩表現(28)《執筆A.Y.》 sour grapes 「すっぱいブドウ」 日本語の「負け惜しみ」に相当します。 この表現はイソップ物語の寓話に由来します。 ブドウを見つけたキツネが、手が届かないことがわかると、「どうせ、あれはすっぱいんだ」と負け惜しみを言ったという話です。 I don't think it's such a great job - and that's not just sour grapes because I didn't get it. eat like a horse 「馬のように食べる」 日本語と同じ発想から、「大食い」の人を指していいます。 反対に「少食である」はeat like a birdといいます。 She can eat like a horse and never put on weight. upset the applecart 「リンゴ売りの手押し車をひっくり返す」 リンゴを収穫した農夫が、リンゴを手押し車に満載して市場に行く途中、これで一儲けできると期待していた矢先に、車をひっくり返して、元も子もなくしてしまうことから、「計画を台なしにする」という意味で使われます。 I don't want to upset the applecart now by asking you to change the date for the meeting. bring home the bacon 「ベーコンを家に持ち帰る」 昔イングランドのある村では、結婚後一年と一日の間、円満に暮らした夫婦に賞品としてベーコンを贈ったことから、「賞品を持って帰る」、それがやがて「成功する、勝つ」という意味になったということです。 Racegoers crowded the stand to see him bring home the bacon. また、ベーコンは冬の間に貯えておく貴重な食料であることから、「生活費を稼ぐ」という意味でも使われます。 I can't sit around all day - someone's got to bring home the bacon. worth one's salt 「自分の塩だけの値打ちがある」 古代ローマでは、生活の必需物資であった塩で給料を支払ったことから、「給料に見合うだけの働きがある」「有能である」ことを表わします。 ちなみに、英語のsalaryはsalt moneyを意味するラテン語が語源です。 No judge worth her salt would attempt to influence the jury. <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |