英語・英会話の情報ランド ★英語で何という?(14)《執筆A.Y.》 「かしこまりました」 例えば、「この書類を社長室まで持って行ってくれますか」に対する「はい、かしこまりました」は"Take these papers to the president, would you?""Yes/Certainly, sir."のような言い方をします。 いずれも改まった言い方です。 相手が女性ならsirの代わりにma'amと言うのは、主にアメリカ用法であり、イギリス英語ではmadamと言います。 「恐れ入ります」 これにぴったりの1語の英語はありません。 これから人に何かをしてもらおうという場合の「いろいろとご面倒をおかけして申し訳ありません」という意味での「恐れ入ります」であればI'm very sorry to trouble/bother you.と言えますし、何かをしてもらった後の「恐れ入ります」というのであればI'm very sorry to have given you so much trouble.のような言い方ができます。 また、「ご親切にしていただいてありがとうございます」という意味であればIt's very kind of you. Thank you very much for your kindness.と言えます。 「恐縮です」 人に何かをしてもらったり、迷惑をかけたりした場合の「悪いですね」とか「すみませんね」という意味での「恐縮です」であればI'm awfully sorry to have troubled you. I must apologize to you for having given you so much trouble.のように言えます(ともに文字通りには「ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません」という意味です)。 また、人に何かを頼む場合は、例えばExcuse me, but could you possibly give me a ride as far as Nagoya Station?(恐縮ですが、名古屋駅まで送っていただけませんか)のように言えます。 英語なら感謝のことばで表わすところに、日本人は「恐縮」ということばを用いることがあります。 例えば、「結構なお品をいただき、恐縮に存じます」のような使い方ですが、これを直訳しても英語としては通用しません。 Thank you very much for the nice present. I'm much obliged to you for the nice present. のように言うのが普通です(後者のbe obliged toは改まった言い方の感謝表現です)。 「遠路わざわざお見舞いにおいでいただき恐縮です」というのもIt's very kind of you to come all the way to inquire after my health.と言います。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |