英語・英会話の情報ランド ★英検攻略法・2級《執筆A.Y.》 これは、架空の大学生S君が2 級に合格するまでの物語です。 高校時代に英語にはいやと言うほど苦しめられたS君でしたが、どういうわけか半分冗談のつもりで英検2級を受けてみたら、ころりと落ちてしまいました。 検2級といったら高校卒業レベルです。 受験英語とはいえそれなりに一通り英語を勉強して大学に合格できたのに、いともあっけなく落ちてしまったのです。 原因は、リスニングと二次の個人面接の質問応答での失敗でした。 このときS君は気づきました。 受験英語と実用英語の勉強の仕方には違いがあるということに。 それ以来彼は、勉強方法について真剣に考えるようになりました。 「頭でわかっているだけではダメなんだ、体で覚えて無意識にいつでもできるレベルにまでもっていかないと」 体で覚えるために彼が選んだ方法は、徹底的に音読することです。 言われてみれば当たり前のことかもしれませんが、それまでの英語の勉強というのは、英文中のカッコを埋めたり、単語を並べ替えるという類のものだったので、英文を声に出して繰り返し読むというのは、彼にとっては画期的なことでした。 テキストには、「アメリカ口語教本 入門用/初級用/中級用(新訂版)/それぞれ\1,155, \1,260, \1,365 /ウィリアム・ローレンス・クラーク 研究社」を使いました。 別売りのCD(各\6,132)も買いました。 まず、CDで音声を何十回も聞き、英語の音とリズムをしっかり確認し、それから音声を真似て音読を繰り返しました。 とにかくひたすら音読し、それを書き写すこともしました。 このほかにNHKラジオ英語講座にも手をつけ、これもしっかり音読しました。 文法も復習しようと思い、高校時代に使った受験参考書「基礎からよくわかる英文法(改訂新版)/\1,470 綿貫 陽 旺文社」をもう一度やることにしました。 このときも、説明を読んで例文の意味がわかったら、例文そのものを繰り返し音読して体に覚えこませるようにしました。 さらに、文法を知識としてだけではなく、実際に会話の中で使えるものとして身につけるために「必ずものになる 話すための英文法 初級編 1,2/必ずものになる 話すための英文法 中級編 1,2/各\1,260 市橋敬三、研究社」を利用しました。 単語と熟語はテキストの英文の中に出てきたものを覚えることにしていましたが、それと並行して集中的に覚える努力も必要だと思い、英検2級用の単語・熟語集「英検 2級 語い・イディオム問題ターゲット/\1,155 旺文社」も使いました。 準 2 級が約 3,600 語レベルなのに対して、2級は約5,100 語レベルで、語彙数が大幅にアップするからです。 2級に合格するためには、語彙力の増強は欠かせません。 単語・熟語集をやるときも、とにかく音読、そして筆写を行いました。 もちろん「英検2級全問題集/\1,365 旺文社 別売りCD \1,575」とを使って過去問を解く実戦演習も怠りませんでした。 (過去問は自分の英語力の現状把握のために力試しとして使うことをおすすめします。そうやって自分の弱点を洗い出し、学習の指針を立てることはとても大切なことです) こういった勉強を一通りこなしなんとなく手ごたえが感じられるようになり、本物の英語力がついていくのを実感し始めたころ、S君は英検2級に合格しました。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |