英語・英会話の情報ランド Q 日常英会話はできるが文法については自信がない。どうしたらいいか? カナダに1年間ワーキングホリデーにいってきました。 基本的なことは英語で言えるようになりましたが、ブロークンで困っています… (Kyokoさん 他、多数) A 会話にも文法は必要《執筆A.Y.》 場面によって分類された決り文句を丸暗記するだけでは限界があります。 日本語でもそうですが、日常の会話では、その場で臨機応変に新しい文を自分で作り出していかなければなりません。 その力の土台になるのが文法です。 まずは文法の全体像をつかむ 一冊文法書を用意し、ざっと全体に目を通しましょう。 理解できないことがあっても気にしないことです。 木を見て森を見ずということばがありますが、まず森を眺めておくのです。 どこに何が書いてあるのか、ということを知っておくだけでも十分です。 そうやって全体像をつかんで下さい。 文法書を辞書のように引く その上で、英語を聞いたり、読んだりしていると、どうしてこういう言い方をするのかと、気になる表現に出会うこともあるでしょう。 そういうときのために、文法の本を手元においておいて、それから目次や索引を頼りに調べてみることです。 その際に、関連事項をすべて読もうなどと欲張らないことです。 とりあえず、自分の疑問に関係があるところと、その前後を眺めるくらいで十分です。 自分の疑問を、文法書がちゃんと扱っているという安心感を得るだけでも価値があります。 文法書をチェックリストとして活用しましょう。 疑問が生じるたびに、こうした作業を繰り返していけば、やがて文法全体に通じてきます。 その段階で、もう一度頭から通読してもいいでしょう。 例文を繰り返し音読する 文法書の説明を読んで理屈がわかり、例文の意味がわかったら、例文そのものを繰り返し音読して、身体に覚え込ませるようにしてください。 自分に合った本を探す 一口に文法的な説明と言っても、本によって、その説明の仕方はさまざまです。 一冊の本を読んで、どうもしっくりこなかったら、いろいろな本を見てみてください。 あきらめずに探していけば、そのうちに、「この説明なら自分にも分かる」というような本に出会うことでしょう。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |