英語・英会話の情報ランド ★英会話学校で学ぶ方へ・中級者編《執筆A.Y.》 英会話学校に通うことは、利用の仕方によっては、英語力の向上に効果的につながることもあれば、単なる時間とお金の無駄づかいになってしまうこともあります。 英会話学校に行き始めても、すぐにドロップアウトしてしまう人は決して少なくないのですが、自分で授業料を払って、目的意識を持って出席されている社会人の方は、せっかくの時間とお金を無駄にはしたくないという思いが強いはずです。 そういう方の参考になればと考え、英会話学校の効果的な活用法を思いつくままにお話します。 レッスンを始める前に、ネイティブ教師とあいさつをかわしますが、毎回同じあいさつを繰り返すのではなくて、毎回あいさつの言い方を変えるようにしてみてください。 映画などを注意して見ていると、ネイティブの人たちがあいさつにいろいろな言い方を使っていることがわかるはずです。 いつもFine, thank you. And you?と言う代わりに、別の言い方を探して実際に使ってみましょう。 (ちなみに、このような返事の仕方を義務的・事務的で冷たいと感じる人も多いということを忘れないでください)多くの日本人の生徒がいつも決まったあいさつをすることに慣れているネイティブ教師は、驚いて、少し変わった日本人がいると、関心を持ってくれるにちがいありません。 いろいろな表現を使って相手がどんな反応をするかを確かめてみるのも楽しいと思います。 もし、自由会話のレッスンをマンツーマンで受けるのであれば、教師の許可が必要という条件つきになりますが、その日のレッスンの自分とネイティブ教師の会話を録音してみてはいかがでしょうか。 次のレッスンまでに必ず聞き直すようにします。 ネイティブ教師が、自分の知らない表現を使っていたら、それを調べて自分も使いこなせるように練習したり、自分が言いたいことを言えずに口ごもっていたら、そのとき口に出てこなかった単語や表現を調べ、また同じような状況になったときに、今度はどう言うのかをじっくり考えたりするといいでしょう。 その日のレッスンの中で取り上げる話題や質問の内容は、自分自身で前もって必ず用意しておきましょう。 例えば、その日目を通した英字新聞の中から、自分が興味のある記事を切り抜いて、ネイティブ教師と自分の分のコピーをしておきます。 その日のレッスンでは、自分からそれを話題にして、その記事の内容について自分の意見を述べるようにします。 また、英字新聞や英文雑誌で、たとえばアメリカの事件の記事を読んでいて、背景知識が乏しいためにどうしても理解できないことがあれば、ネイティブ教師にいろいろ質問してみましょう。 きっと熱心に答えてくれるはずです。 あるいは、自分が読んだ本、自分が見た映画や絵画、自分が聴いた音楽など、個人的な体験をなんでもいいのでネイティブ教師を相手に説明してみるのは、英語でわかりやすく説明するとてもいい練習になるでしょう。 会話の流れの中で、ネイティブ教師のほうから興味深い話題を取り上げてきたら、こちらはそれについてどんどん質問していくのがいいでしょう。 ネイティブ教師が答えの中で使ってくる英語に全神経を集中して聞いてください。 また、ネイティブ教師が、日本国内で問題になっていることを話題にしてきたら、その問題にかかわる日本の社会的・文化的背景などをネイティブ教師にきちんと説明するようにするといいでしょう。 英会話学校のネイティブ教師たちは英語圏のさまざまな国や地域の出身です。 これは日本にいながらいろいろな国や地域の人々と交流できる絶好のチャンスなのです。 ですから、ネイティブ教師に対して一人の人間として興味を持つようにしましょう。 例えば、来日して間もない教師ならば、こちらから積極的に日本について説明をしてあげる、反対に、出身国について質問してみる、というようにすれば、よい英語の練習になることはもちろんですが、日本人と英語圏の人々の考え方の違いなども知ることができます。 <特訓!入門〜通訳まで、成果公約。親身の熱誠指導に一切の妥協なし> NCCは当サイトのスポンサーです <ページ番号検索> |